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昨日のムーブで取上げられた柔整師の不正・犯罪事件

昨日29日の朝日放送ムーブ!の疑問で、大阪で発覚した柔道整復師が関与した不正請求事件及び保険給付金詐欺事件が取上げられていた。番組は従来から柔整バッシングを内容としたものであることから、このような柔道整復師の行った不正犯罪行為は番組にとってまさに「格好のネタ」に違いない。番組で取上げないわけがない。
柔道整復師大平恵一が大阪府国民健康保険団体連合会職員44名と共謀し、実際には施術していない施術所にて施術したとして柔道整復術療養費を不正請求していた事件は、この上田のブログ25日付でも書いたところであるが、すでに受領委任取扱いが中止となっても、不正利得額の返還がされていない。また、大阪狭山市役所の職員と結託して、国保の高額療養費1億円の詐欺をはたらいた柔道整復師田口謙容疑者である。
2件とも一部新聞やネット上で実名報道されているところ。私も柔道整復師として、柔道整復業界のために日々全国を廻り一生懸命仕事をしているし、皆さんも日々患者さんに向き合い痛みをとるための治療活動に余念がないところ、このような柔道整復師の不正犯罪報道を聞くにつけ情けない思いでいっぱいになるだろう。朝日放送ムーブは大阪を主体に関西地区限定でのローカル放送であることから全国ネットではないものの、是非全国の柔道整復師の先生方にも見ていただき、事の重大さに気づいていただきたいです。ムーブはそもそも柔道整復師バッシングのための内容をするのですから、今回の事件で今後、益々血気盛んに柔道整復攻撃に拍車がかかることでしょう。この台風はドッカと関西に根を下ろしましたので、「嵐の過ぎ去るのをジッと待つ」手法は通用しません。一部の健保の保険者の療養費担当者が言っていた柔道整復師は犯罪者集団という発言をフザケタ発言といえない様な状況になるのはほんとうにマズイです。ムーブの番組の狙いはまさに柔道整復師から健康保険を取上げること」と推察いたしております。公的機関である市役所職員や府国保連職員が、詐欺や不正をはたらくのであればどんな保険金詐欺も可能ではないですか?徹底的に真相究明され、厳しく罰せられるのは当然でしょう。
大阪狭山市の高額療養費詐欺事件は、あの大阪地検特捜部が調べているので1億円の高額療養費詐取以外にも立件が広まることも十分考えられます。高額療養費のほか柔道整復術療養費にも大量なる不正請求があったとしたなら、ムーブも一気加勢に攻めてくるでしょう。「こいつらは運が悪かっただけ」「見つからなければ何をやっても良い」などということではないのだ。今回の2事件が業界に与えた影響は計り知れないほど大きい。近々さらに複数件の、それも保険療養費不正に関する事件が発覚したなら、いくら国が「患者のために受領委任払いを見直すことは考えていない」と保険継続の意向を示しても、甚だ心配で心もとない状況に追い込まれるのではないだろうか?
長くなってしまいゴメンナサイ。
by ueda-takayuki | 2007-10-30 12:38

兵庫県三ノ宮に行って来ました

昨日28日の日曜日は、兵庫県三ノ宮で開催された全国柔整鍼灸協同組合兵庫県支部会」に参加しました。各先生方お忙しい中50名を超える参加があり、大いに盛り上がりました。懇親会ではこのうち16名の新入会員の方々一人ひとりの自己紹介もあり、また、私上田に対しての励ましや応援もいただきました。私も全テーブルを廻ってお話をさせていただき、有意義な楽しい時間を過ごしました。
今週も名古屋や東京に出張がありますが、気合いを入れて頑張ります。
by ueda-takayuki | 2007-10-29 10:43

公明党大阪府本部に行って来ました

本日午前中、大阪市内にある公明党大阪府本部に行って来ました。国会会期中であることから、国会議員は不在ではあったけれども、国会議員秘書や大阪府議会議員・大阪市会議員の皆さんと名刺交換し、先週舛添厚生労働大臣に提出した要望書内容の説明と、柔道整復受領委任払いの新たな契約づくりのための本省担当部局との定期交渉局長通知の発出のための方策について説明した。柔道整復療養費の受領委任払いは患者の保護のために必要であり、福田内閣においても継続されることは10月9日付けの内閣答弁書でも明らかとなっている。新契約のポイントは、「指導・監査及び受領委任取扱いの中止」にかかる権限が、医科と同様に地方厚生局の職務となるか、それとも全国健康保険協会都道府県支部の仕事となるかだ。医科と同様になることを望むが、私、上田は、恐らくは全国健康保険協会都道府県支部が担当することになると推察しております。
by ueda-takayuki | 2007-10-26 16:05

(社)兵庫県柔道整復師会にお邪魔しました

昨日の25日、神戸市にある社団法人兵庫県柔道整復師会に赴き、萩原会長をはじめ幹部の先生方とお話しさせていただきました。先月9月5日には福岡県の社団にお邪魔したところであり、社団の先生方とも忌憚のない議論をすることは有意義であります。兵庫県柔道整復師会とは近距離ということもあり、よろしければ今後とも打合せをさせていただければよろしいです。私は団体を問わず、柔道整復師としてまた、医療行政官の経験者として、業界のためになるのであれば、時間の許す限り全国に出かけていってお話させて頂きたいです。
by ueda-takayuki | 2007-10-26 11:21

柔整師と国保職員が結託して不正請求だ!

大阪府や新聞報道によると、一昨日の23日付けで大阪府国民健康保険団体連合会柔道整復師と国保連合会職員とで行った柔道整復療養費の不正請求に関して、職員の処分を行ったとプレス発表したことは、もう皆さんも読んだことと思う。国保連といえば、柔道整復療養費の公的審査会を行っているところである。そもそも療養費の適正化を仕事とする立場にある国保連の現職40名以上の職員が、柔道整復師と結託して、この柔道整復師が保険の不正請求を働いていたという。この施術管理者たる柔道整復師はすでに受領委任払いの中止処分を受けているというが、監査時に判明した945,268円の不正額の返還は済んでいるのであろうか。
また、過去5年について精査の上返還をさせるとあるが、この柔道整復師が返還に応じるのであろうか。返す金があるのかどうか。
不正請求が発覚しても実質不正に詐取した保険金が返還されないのであれば、「見つかったのは運が悪いだけ」とならないか。そして各保険者はただ騙されているだけで金を返してもらうことすら出来ないのか?もし、返還させることができないというならば、「だから受領委任払いはダメなのだ!不正請求を一掃するには償還払いの原則に戻すべきだ。」という議論に拍車がかかることを恐れます。
この対応策のためにも、また保険者のためにも、私がかねてから申し述べている供託金基金制度」の創設が必要なのです。
by ueda-takayuki | 2007-10-25 11:25

10月21日付の日経新聞記事について

10月21日(日曜日)の日本経済新聞の“サンデーニッケイ・アルファ”にて「保険は使える?単なる肩凝りはだめ?整骨院ならねんざ・打撲などOK」との見出しで特集が組まれていた。健保を使った費用の額を5,000円とし、3,500円療養費で健保組合が整骨院に支払う図がある。負担割合は正しいものの、例として5,000円を出すのは妥当か?やはりここでも健保組合や点検請負業者が言いたいことは、“柔道整復師は保険が使えない肩凝りに対して肩をもんで保険財源を食い物にしている。整骨院は何でもかんでも保険請求するな!”ということでしょう。また、無資格者問題についても囲み記事で触れていました。全体として保険者である健康保険組合側のスタンスに基づいての記事です。私たち柔道整復師から言わせればそもそも単なる肩凝りとは何か?から議論する必要性を感じており、症状としての肩凝りの発生機序が何らかの外傷性に起因することは多いんです。腰痛についてもしかり。
ただ、たしかにそんなことお構いなく、大量にベッドを並べて全身マッサージでもみほぐして電気当ててせっかく暖めたのに、シップで冷やしてすべて4部位請求(つまり柔道整復術という手技が欠落したうえ、マッサージオンリー)という整骨院が存在するのも事実ですよね。柔道整復師の存在をよく思っていない“アンチ柔整”の方々の一部(保険者や整形外科や鍼灸マ師やさらには同業の整骨院経営者からも)は、老人を偽り電話をかけて来て「おたくの整骨院は保険で揉んでもらえますか?保険で肩や腰を揉んで欲しいのですが。どこもケガしてませんが保険でマッサージだけしてもんでくれますか?」との予約電話をかけて来て、こちらが「いいですよ。保険でもんであげます。」などと言ったら最期、この電話を録音したものを行政側へ保険の不正請求情報として送付されちゃうのです。皆さん知ってましたか?
by ueda-takayuki | 2007-10-23 11:46

熱海に行ってきました

一昨日・昨日と2日間、静岡県熱海市に行ってきました。全国柔整鍼灸協同組合の関東支部会に出席するためです。私は挨拶の中で、今夏に行われた第21回参議院議員通常選挙に応援いただいたお礼を申し上げると共に、
①来年10月以降の新たな受領委任払い契約の監査指導権限は、地方厚生局長ではなく全国健康保険協会都道府県支部の理事長に置かれる可能性が大きいがまだ決まっていないこと。
東京医専(平成21年4月開校)では、あはき法19条で規制されている「あん摩マッサージ指圧師」科の設立を予定しているが、今月の特区に関する厚生労働省側の意見で「却下する」ということを考えると、設立が認められない公算が大。東京医専の母体であるモード学園が裁判闘争をすると、平成10年判決の福岡地裁同様の動向が発生する。つまり、将来、約90校のあん摩マッサージ養成施設が乱立する。このことにより最も打撃を受けるのは、“柔道整復師”であると上田は心配しています。
③私たちの業務は「医業類似行為」ではなく「医業」であることを訴えて行かねばならない。
④10月2日付けの辻参院議員からの柔整不正に関する質問主意書に対する福田内閣の答弁書によると、受領委任払いは患者の保護のために必要だから今後も見直す考えがないこと月初めに患者の署名をもらっていることは国としても承知していること。などについて回答があったが、特筆すべきことなし。
⑤往療料の見直し又は廃止の動き、等
について、法制局長としてお話させていただいた。
夜の懇親会では、参加者20名全員とお話させていただき、大いに飲んだ。この業界のみんなのために、いつか将来、必ず国会議員にならねばならないと強く思ったのでした。
by ueda-takayuki | 2007-10-22 11:32

厚生労働省に要望書を提出してきました

昨日の18日霞ヶ関へ赴き、厚生労働省の上村厚生労働審議官、水田保険局長、原医療課長に夫々お会いし名刺交換し、次の2点に係る要望書を提出してきました。内容は、
①来年10月の全国健康保険協会設立後においても、柔道整復施術療養費にかかる受領委任払いが継続されるよう、新たな契約の締結に関する保険局長通知の発出等、所要の整備を実施していただきたい。
②上記1の円滑且つ効率的な実施のために、貴省担当部局との定期協議の場を設けていただきたい。
というものです。その後、担当の保険局医療課内のテーブルにて、担当の坂田専門官と藤原主査と打合せを行い、新たな契約に関することを話し合いました。
帰り際に、金子大臣官房長と廊下で偶然にもお会い出来たので、名刺交換をさせていただきました。
by ueda-takayuki | 2007-10-19 12:26

国立国会図書館社会労働課に行って来ました

一昨日の17日、東京永田町にある「国立国会図書館調査及び立法考査局社会労働課」に赴き、私のほうから「医業」と「医業類似行為」についてご説明に伺いました。政府や国会から国立国会図書館担当部局に対して、調査依頼がされることがよくあります。実際私たちの業界に関することについて調査依頼がされたこともあり、私、上田から説明しました。
今後、鍼灸マッサージ、柔道整復に関しての調査依頼がされたときのために、業界のスタンスや、特に鍼灸師・マッサージ師・柔整師が免許を取得した上で行う夫々の業務が「医業」であって、無資格者の行う療術である「医業類似行為」ではないことについてお話させていただきました。
by ueda-takayuki | 2007-10-19 10:57

勝谷誠彦氏と辻泰弘議員の対談について

先週13日の土曜日アルカイックホール・オクトにて開催された「尼崎市民医療フォーラム病院の危機!日本の医療が危ない!」のなかでコラムニストの勝谷氏と辻泰弘民主党参院議員との対談があった。勝谷氏は朝日放送の「ムーブ!の疑問」でも柔道整復師に対する攻撃を盛んに行っていたテレビでもお馴染みの人だが、この席でも相変わらず整骨院について触れていた。発言のポイントは、「年間3,000億円が整骨院に流れている。柔道整復師は急性期疾患しか治療できないのに不正に療養費が流用されている。はりきゅうやマッサージは医師の同意書が要るが整骨院は同意書無しだ。国に確認してもまともに回答してくれないし、なかなか動かない。政治家の力が働いているのか。柔整療養費はルールに基づいていない。単なるマッサージを柔道整復療養費として保険請求しているのだから、マッサージ師との公正さに欠ける。柔道整復のマッサージは本当は保険が使えない。白紙委任状で全部保険が利きますとやっている。柔道整復師はおいしい密なので学生がたくさん集まる。」というものでした。
対談内容のうち、反論すべきところは反論し、指摘が事実である部分は業界の問題として是正のための方策を打ち出す必要があります。
by ueda-takayuki | 2007-10-16 11:06

上田たかゆきオフィシャルブログ


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