ボッシュ健保組合は初検時にひびが入っていると柔整師が言ったならその後の施術は医師の同意が必要と返戻する
2019年 05月 31日
前回の返戻理由から、施術者が摘要欄へ回答しているとおり、初検時において、不全骨折の疑いがあったことから保護者に対し、ひびがある可能性を言及し説明したところです。その後、継続して施術を行ったのは、施術者が2回目の再診時において、継続施術を行うことが有効であると判断したものであり、それは即ち、不全骨折ではなく打撲であるとの判断に基づくものであります。不全骨折ではないと柔道整復師が判断したことから、通常の対症療法を行って治癒に導けるものとの判断のもと、ひびは入っていなかった旨を患者本人に説明するも、それが保護者に正しく伝わっていなかった可能性があります。
いずれにしても再診の段階で、打撲施術で対応できると柔道整復師がそのように見立てたのであり、だからこそひびの存在は議論するまでもなく、不全骨折でないことの確証を得たことから、引き続き施術を行ったまでのことです。
このことから、初検時の想定がその後の柔道整復師の判断で改まったことから施術を継続したまでであることを理由として申し述べます。