全柔協は超音波画像診断装置を正式に使わせてもらいたいと要望していかねばならない


平成30624日に開催された日本医師会臨時代議員会の席上で、柔道整復師が超音波検査を行っている実態について質疑が行われ、代議員からの日医の取るべき対策を尋ねたところ、これに回答する日本医師会執行部のM日医副会長の弁によれば、M日医副会長は「解釈が十分にできない通知は変えるべきだ」と明快に答えているので、日本医師会として近々にも「柔整師は超音波画像診断装置を使用してはならない」旨の新たな通知の発出要請を行うであろう。これに対抗する姿勢を明確にして、全柔協は「超音波使用の容認」の要請活動をしなければならないのではあるまいかと思う。すでにT局長の賛同は得ているが、問題が大きいので理事会に諮って決めていく必要がある。超音波画像診断装置を柔整師には使わせない取組みとして、日本医師会副会長が国に積極的に申し入れて通知を出し直させることに対し、全柔協として取組むべきではないか。日本医師会や

厚生労働省医政局医事課に対し行動を起こすべきである旨、平成30721日開催の理事会において、私、上田から提案した。理事会の結論としては、「O参議院議員が近々Y日本医師会長と面談時に、柔道整復師の超音波画像診断装置の使用についても打合せをす

るので、その結果を確認してから」ということで、「保留」となった。理事会で保留となった理由は、O参議院議員が岸野理事長にいつものようにお話しに来られた際に、岸野理事長からO参議院議員に超音波画像診断の話を出したところ、O議員が積極的に話を聞いてくれたようだ。近々O議員がY日本医師会長に会って話をするとのこと。O議員は平成22年に1110日付で厚労省医政局医事課指導係から「超音波検査を行うことは差し支えない」旨の回答を得ていることと、厚労省に新たに通知を出させると言っているのが日本医師会のM副会長であることから、先ずは、O議員とY日本医師会長との話の結果を聞いてからにしようという岸野理事長の発言によるものである(平成30721日付)。

〔上田の一言〕全柔協が取組むとなれば、実際の交渉事は私専務理事を中心に行うことになるので、T局長には事前に概略を教えてほしい旨連絡したところ。私としては、事前学習として知りたい項目として20事項を明記して連絡したところである。

 私が知りたい事項は、

  1. 超音波画像診装置を使用して診断における客観的評価とはどういうものか。

  2. 超音波画像診断装置を使用している柔道整復師の現状における具体的習熟度

    と教育システムはどのようなものになっているのか。

  3. 柔道整復師の超音波画像診断装置使用におけるガイドラインはどういうものか。

  4. 医師との関係を充実させることはできるのか。

  5. 初級資格・中級資格・上級資格・認定資格・指導資格の違いとそれぞれの特徴

  6. 柔道整復師養成施設での初級資格取得システムの構築は学校協会との連携で可能か。

  7. 日本柔道整復接骨医学会との連携として、臨床研究発表・論文投稿との関係は?

  8. 臨床報告の必須化が図られているのか。

  9. 日本柔道整復接骨医学会で超音波画像診断が実際にできる柔道整復師ってどのくらいいるのか。

  10. 日本超音波骨軟組織学会ってどういう学会なのか。

  11. 医師会側での超音波画像診断に関する学会はどういうものがあるのか。

⑫筋・骨格画像研究会と日本超音波骨軟組織学会とは関連があるのか。

⑬超音波画像診断装置が設置されている整骨院にてこれを使用するのは初検時に限局されるのか、施術する度に使用しているのか。

⑭保険医療機関におけるレントゲン撮影やMRI画像診断は、主に初診時における対応

に限局されると思う。初診時における医科でのレントゲン使用と初検時における整骨院

での超音波画像診断装置使用とは同じようなものか。それとも違うのか。

⑮超音波画像診断装置といわずに超音波画像検査装置と、柔整業界側では用語を変えて

いるようですが、これは柔整師には診断権がないという医師側の論調に配慮したものか。

⑯柔整師が超音波画像診断装置を使用した場合の費用はどうしていますか。一般的な料金

などが決まっているのか、整骨院でまちまちバラバラなのか、上限・下限などの患者から

窓口徴収する目安としての決め事を自主的に決めてピンからキリまでをあらかじめ設定

しているのかどうか。

⑰装置の使用が初検時以外にも多く用いるとなれば、その目的はなにか。前回使用から

どのくらいの期間を空けて使用するのか。何回まで使用することになるのか。

⑱超音波の使用は自費メニューとなりますが、患者にとっての「費用対効果」はどのよう

に見込まれるのか。

⑲柔整師が超音波画像診断装置を使用する頻度はどのくらいか。

⑳保険医療機関に於ける超音波画像診断使用状況についても知りたい。
先ずは勉強してからだね。もちろん交渉の席には臨床で使って相当の知識のある柔道整復師
を同席させることとしている。


by ueda-takayuki | 2018-07-30 13:35

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