日本郵船健保組合とセキスイ健保組合あてにいたずらに保留を引き延ばすのではなくきちんと事務処理を行うように要請した
2018年 05月 14日
日本郵船健康保険組合もセキスイ健康保険組合も保留期間が長期に及ぶ悪い意味での“保険者の代表例”だが、今般、私どもから柔道整復施術療養費の支払い保留に対する速やかな支給決定を求める要請を行った。
この二つの健保組合はいずれも柔道整復施術療養費支給申請書に係る事務処理にあたって処理が遅い。遅延しがちである。長期間にわたり健保組合において支払いを保留されている。このことについて過去から数回にわたり、書面をもって未入金の確認についての連絡をしてきたところ。しかしながら未だ支給決定がなされないばかりか、約2年近く前の施術分において支給決定の目途についても教えてもらえないのだ。これらの健保組合が患者等に対して患者照会を行うのは療養費の支給事務の適正化の観点から理解している。患者等からの回答がない場合には督促を行い、必要に応じて患者宅への実地調査や事業所を通じて確認を行うことは保険者の通常業務である。このことは厚生労働省の4課長連名通知の中にもきちんと書かれているではないか。もし、それらの業務を行わずに、単に患者等からの文書回答を待っているだけの事務処理を行っているのであれば、職務怠慢といわざるを得ないのだ。
以上のことから、今般の事務処理について両健保組合の見解を求めるとともに、いたずらに支給決定を遅延させることのないよう、速やかな支給決定を要請しておく。
また、未入金分について当方側で整理してある明細を添付しておいたので確認をいただき、現在の状況について知らせてほしいものだ。
なお、これだけ支給事務が遅延していることに鑑み、誠意ある対応をする気がないのであれば、当方顧問弁護士より内容証明郵便により通知させていただき、民事調停や訴訟案件とする用意がある。日本郵船健保組合は以前、当方の主張に耳を貸さず無視し続けたので、東京簡易裁判所に調停を申し入れたら、当時の常務理事が裁判所に来て、即対応してくれたが、私は調停事務や裁判事務は得意なので、「やれるものならやってみろ」と健保組合が言うのであれば、ホントにやっちゃうよ!