堺市は患者照会への実日数を増やして連絡し患者が整骨院への疑念を抱くように仕向けているのか?

 堺市健康福祉局生活福祉部国民健康保険課給付係が柔整施術を受けた患者宛てに発出している「接骨院・整骨院の受診内容回答書」について、納得できないことから疑義を申し述べた。堺市が株式会社コアジャパンに業務委託し行っている、柔道整復施術療養費の受診内容についての照会において、被保険者への照会書面の受診内容回答書①で、「受療された日数は、おおよそ8日ですか?」と記載されているのだが、実際の施術日数及び申請日数は6日であり、書面の記載内容に誤りがあると当方組合員より連絡があったところ。なぜこのような誤った内容の記載になっているのか、その原因と今後の再発防止等の対策について文書での回答を求めたい。

 堺市役所からの照会書面に「施術日数8日」と記載されているというのは、実際は6日施術を受けた患者から見れば、「整骨院が2日分の日数を水増ししている」との誤解を抱く可能性が大であり、治療を担当した柔道整復師の立場に立てば、言われ無き誹謗中傷である。なぜ施術日数を8日と特定したのか説明を求める。このことを理由に当該被保険者が施術所に対し不信感を抱く結果となった場合、堺市はどのような補填を行うのかを明らかにすべきである。単に外部委託点検業者の点検ミスや事務処理の誤りで片付けることなどできない。なぜなら外部委託点検業者の過ちは、すべからく堺市においてその全ての責任を負わなければならないからだ。

 本件については、現に患者が不信感を持って施術所に問い合わせて来られたため、施術者において説明は行ったが、改めて堺市から、なぜ日数を誤って照会してしまったのかの顛末を明らかにした書面により、送付済みの照会書面に誤りがあったことを通知したうえで謝罪しなければならないのは当然である。あわせて、正しい内容に訂正した受診内容回答書①の送付を行わねばならない。

 今般の事例は、患者に実際の施術日数より多く申請されているかのような誤解を抱かせ、施術所に対する不信感を与える大問題であると考えることから、至急改善策を講じてもらいたい。そうでなければ上田としては堺市が「意図的に」行った悪質なものとして今後追及していくこととなるので、申し添えておく。


by ueda-takayuki | 2017-08-17 14:05

上田たかゆきオフィシャルブログ


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