公益社団全柔協の船出に思う
2016年 03月 23日
この業界は「日本」「全国」「全日本」「鍼灸マッサージ」「柔整鍼灸」「協会」「鍼灸マッサージ」「連合会」等々の組み合わせで、似たような名称の団体があまりにも多すぎる。100も200もあるらしい。私のお勧めとしては、「全柔協」といえば大阪の私どもであることは周知されているのだから、ここは鶯谷の日本柔道整復師会が必ず「公益社団 日整(略称)」と繰り返し主張していることを参考にさせていただいて、私たち全柔協も「公益社団 全柔協(略称)」として広報活動すれば良いのではないかと提案したい。公益社団が偉いわけでも何でもない。公益社団とは大きな事業組織体の公益事業と共益事業の一部を担うものである。要は柔道整復師、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師のために何を為すのかということなのだ。全施術者のためには国や行政と対峙できるかどうかが問われることになる。単に御用団体が公益社団であるならば、そんな公益社団など不要であると言える。