公益社団全柔協の船出に思う

当方組織は、ますます拡大傾向にある。本年中の会員4,000人は到達できる見込みが強い。この度、安倍晋三内閣総理大臣より公益社団の認定も受け、晴れて公益社団法人全国柔整鍼灸協会となった。これは従来から既存団体として活動していた私ども一般社団法人 全国柔整鍼灸協会 が公益社団法人 全国柔整鍼灸協会 となったということである。
この業界は「日本」「全国」「全日本」「鍼灸マッサージ」「柔整鍼灸」「協会」「鍼灸マッサージ」「連合会」等々の組み合わせで、似たような名称の団体があまりにも多すぎる。100も200もあるらしい。私のお勧めとしては、「全柔協」といえば大阪の私どもであることは周知されているのだから、ここは鶯谷の日本柔道整復師会が必ず「公益社団 日整(略称)」と繰り返し主張していることを参考にさせていただいて、私たち全柔協も「公益社団 全柔協(略称)」として広報活動すれば良いのではないかと提案したい。公益社団が偉いわけでも何でもない。公益社団とは大きな事業組織体の公益事業と共益事業の一部を担うものである。要は柔道整復師、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師のために何を為すのかということなのだ。全施術者のためには国や行政と対峙できるかどうかが問われることになる。単に御用団体が公益社団であるならば、そんな公益社団など不要であると言える。
by ueda-takayuki | 2016-03-23 12:17

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