大手健保組合が整形外科の発言を多用して返戻をしている

大手の健保組合が柔整療養費を大量返戻し始めている。その理由の一つとして「患者回答の結果、急性期の負傷ではないのではないでしょうか。亜急性の外傷というのは不適切であり、正しくは「外傷はすべて急性」であるから、確認してください、というものだ。
検討専門委員会での学識経験者として参加されている整形外科医の主張が、早くも保険者に使われているのだ。
療養費の保険対象としての受領委任の取扱い対象となる負傷から「亜急性」を削除して、急性期とするのであれば、「急性期及び回復期」と定めてもらいたいことを、なぜ施術者側が提案しないのか。回復期を認めさせれば、すべてが解決するではないか。そんなことも分からないのであろうか。
by ueda-takayuki | 2016-08-03 12:47

上田たかゆきオフィシャルブログ


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