柔整は生活保護・労災・公費負担も縮小しているのが分かる

厚生労働省保険局調査課で取りまとめた「療養費の推移」として平成25年度が公表されたが、相変わらず推計値であり信ぴょう性が低い。いつになっても実績値を調査する気がないようである。柔整3,855億円、鍼灸365億円、マッサージ637億円。大臣官房統計情報部の数字がそれぞれ3,893億円、367億円、640億円であるから、その差額、柔整38億円、鍼灸2億円、マッサージ3億円が生活保護、労災、公費負担である。柔道整復の平成24年度と平成25年度の生活保護等が40億円から38億円に縮小しているのは、療養費の落ち込みと同様、生活保護・労災・公費負担分も落ち込んでいるのだから、業界が大きく縮小傾向を辿っているのが分かる。療養費が2年連続でマイナスになり、▲3.2%の落ち込みは尋常ではない。今後ともマイナス傾向が止まらない。
by ueda-takayuki | 2016-01-28 11:00

上田たかゆきオフィシャルブログ


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