料金改定は絶滅危惧種の暗示に思える

4ヶ月目以降の請求に負傷ごとの経過と頻回理由を記載した文書の添付を義務付けられたので、4ヶ月目以降の請求が大量に返戻される。柔道整復師は文書が書けないことは、負傷原因の記載を見れば分かる。加えて経過と頻回理由の「三重苦」が課せられた。度重なる返戻に請求をあきらめることになる。文書の添付を避けようと3ヶ月を超えない請求に終始する。部位転がしは保険者の患者調査により阻まれ、最終的には請求が極端に少なくなるだろう。実質大幅なマイナス改定となった。レセコン会社や大手の団体は、システム的にパターン化した文書作成のための対応を考えることになるが、保険者からみれば返戻するための指摘事項が満載だろう。
業界が絶滅危惧種に陥るようなマイナス改定を業界はなぜ受け入れるのか理解できない。
この料金改定では柔道整復師は食べていけない。近い将来4ヶ月目以降の請求は絶滅し大幅な収入減となるのに、なぜ業界側委員は了承するのか。なぜ反対を述べないのか。私には理解できない。
by ueda-takayuki | 2013-04-11 15:34

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