民主党政権下での業界の動向予測について

民主党政権となれば、柔整・鍼灸・あん摩マッサージの業界の動向はどうなるかといえば、現行の社団法人は自民党⇒民主党へと変更されるのであろうか。業界団体は政権与党に組するのが運命であることを考えると、そうなるのが通常だ。しかし、社団外の団体は従来から民主党を中心とした(一部社民党)野党との付き合いであった。今般の選挙で民主党は与党となるが、社団外は引き続き民主党。そうすれば、社団も与党に頼るということであれば、業界こぞって民主党に訴えていくのでしょうか。
それにしては、民主党のマニフェスト上の医療政策は心許無い限りです。医療政策に柔整・鍼灸・マッサージが掲げられているのは良いですが、統合医療としての括りであることから、健康補助食品やハーブ療法、食餌療法、音楽療法と同次元で捉えられている。そして予防の観点から推進するとされているが、柔整・鍼灸・あん摩マッサージは、治療効果のある医業であり、厚生労働大臣の国家資格であるから、この土壌での議論展開は別途切り離すか、再整理するか、新たな対応を早急に起していかねばならない。素人の先生方に御説明して理解してもらうのは大変だが、地道な取り組みしかできない。なぜなら業界には政治力がないからだ。
by ueda-takayuki | 2009-09-02 17:28

上田たかゆきオフィシャルブログ


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